行政の方へ ママプロが提唱するワークライフバランスの取り組み
ママプロより
現在、働き盛りである50代男性の50%が介護する可能性があると言われております。 目先に迫る介護問題をクリアにし、これからの高齢化社会と労働人口の低迷を切り抜けるにあたり、日本全体で「ワークライフバランス」を見直していく時です。働き盛りの人々が介護で職をなくすことのないよう、ママや若い人たちとワークシェアリングすることによって、介護と仕事の二立苦から解放され、社会と個人の双方が良い相互作用を生み出します。 特に個人は、社会に関われない事の不安を払拭し、メンタルを守り、虐待や鬱などの軽減にも繋がります。 これからの高齢介護のあり方について、国レベルで見直していかねばなりません。ママプロ事業の社会的インパクト
将来的に経済力を付けることをあきらめずに、自己決定できる女性になること。
子育て期女性の「ロールモデル」をママプロから輩出する
ママプロの経緯ママ友と立ち上げたNPO
- 平成18年に当時3歳の子どもを持つママ友達と任意団体を立ち上げ、「子育てサロン」を運営開始。
- H19年、市の委託を受けて「地域子育て支援拠点施設 おやこYY(わいわい)ひろば」を開設し、現在も運営中。
- 私たちの団体スタッフは8名全員が小さい子を持つ母親。「ひろば」運営の中では、互いに助け合って仕事を遂行している。
- 私たち自身がそうであったように、仕事を辞めてしまい育児に専念する道を選びながらも、その閉塞感や社会復帰の不安を抱えている女性は多い。
- 小さな子どもを持っての就労が容易でないことは明らかである。しかし何とか、育児と両立させながら短時間でも有意義な仕事ができないものだろうか。この「ひろば」運営で行ってきた「ワークシェアリング」を利用したビジネスはできないものだろうかと考えてきた。
岐阜県の女性の就労を妨げている要因
フルタイム勤務ではなく短期間、短時間で働きたい女性も多いが、働く場がない。
再就職する場合も職種が限られており、実践的なスキルアップの機会が少ない。 男女問わず、「子どもが成長したら再就職する」という考え方が根強く、「育児をしながら仕事をする」ことを敬遠しがち。(全国平均の半数以下)
多世代同居も多い中、家族内に乳幼児を抱えた女性が働くことへの理解が乏しいところもある(根強い3歳児神話信仰)。
身近にロールモデルが少ない。
ママプロの短時間就労モデル
就業時間(9:00~17:00)の中で子育て期のライフステージに合った時間で、事務作業の代行をする(登録型)。
子どもが急病や長期休暇の際は、在宅ワークに変更可能
ママ同士がお互いの業務を補完しあうチーム制での仕事
登録後3~5年で正職員や短時間正職員として就職支援!
子育て期女性の短時間就労の意義
女性の子育てをしたい気持ちを妨げない。(子育てを犠牲にしない)
専業主婦の育児ストレスの軽減。
子育て期間中も実務経験を少しづつ積み、キャリアアップできる。
地域や周囲のプレッシャーに押しつぶされずに仕事ができる。
ママ同士のワークシェアリングにより、育児、家事、仕事の三立苦から解放されやすくなる。