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ママプロからのお知らせ

05月 16

朝日新聞に「ママプロ」が掲載されました!

  • 2014/05/16(金)

4月10日付の岐阜県版朝日新聞にママプロが紹介されました。
以下記事の抜粋になります。

20140512

 

子育て中のママたちの力を社会に生かしたい――。そんな思いで起業した事務代行会社がある。今年度は女性が働く企業へのセミナーなどにも力を入れるといい、ママが活躍できる社会づくりを目指す。企業は、山県市高富にある株式会社「ママプロ」。子育て支援などをするNPO法人の元代表で社会保険労務士の木村麻理さんが昨年7月に起業した。

中小企業などの事務代行を主な業務としていて、給与計算やデータ入力、伝票整理など幅広くこなす。スタッフは、木村さんを含めた常勤社員が2人と、短時間勤務などの登録社員が3人。いずれも子育て中のママだ。

子育て中のママにとって、フルタイムの勤務は困難が伴う。最近は核家族の家庭が多く、子どもの急病の時に預け先がなく、休まなくてはいけないことも多い。

同社では、1日2~3時間の勤務や家に持ち帰って仕事をする在宅勤務もできる。また、チームを組んで仕事をするため、急に休む場合でも他の社員がカバーする。

木村さんも、10歳の長女と6歳の長男がいる子育てママ。7年ほど前から子育て支援拠点施設「おやこYYひろば」などを運営するなかで、育児中のママたちが短時間でも外で働くと、ぐんと表情が明るくなるのを見てきた。

労働力としてもママを高く評価する。「家計をやりくりする目線で物事を見ることができるし、短時間で要領よく仕事をこなす段取り力がある。女性ならではの気配りもできる」。パソコンの使い方などは木村さんら常勤社員が指導し、登録社員のママたちのスキルアップにもつなげる。

同社は今年度、社会保険労務士の木村さんの強みを生かし、子育て中やこれから出産する女性が働く企業への相談業務にも力を入れる。

企業やママ向けのセミナーを開くほか、各企業に出向いて女性社員が出産後も継続して働くための問題を分析し、仕事の効率化を提案したり、代行できる業務を請け負ったりする。

木村さんによると、このようなママによる事務代行業は全国的に徐々に広がっているが、県内ではまだ珍しいという。木村さんは「ワークシェアは、子育て中の女性だけでなく、介護で休まなくてはいけない社員にも役立つ。手法を蓄積し、様々な企業に伝えていきたい」と話す。

セミナー開催などの情報は、山県市が運営する「山県元気企業ナビ」(http://www.yamagatagenki.jp/)に随時掲載していくという。問い合わせは、ママプロ(0581・27・3009)まで。(塩入彩)